Suntne Magistri Linguae Anglicae?
2008年6月1日ここを閲覧されている方は、
私が実際に会ったことが多いので書いていませんでしたが、
私がやっていた仕事は塾の講師です。
私は英語の講師として働いていたのですが、
今日は、先輩英語講師の研修での珍プレーを紹介します。
(というか、おもしろ英文)
1、わたしはりんごが好き。
文の内容から中学一年生向けの授業だと思われます。
だから、先生と呼ばれる立場の人がこんな英文を書いてはいけません。
* I like an apple.
どう考えても、総称を表わすapplesにしなければなりません。
最初は、単なるミスかなと思ったんですが、何回も黒板を見返してるにも関わらず気付かない。
おまけにその先輩、頑張って発音するんですが、全くなっていない。私ごときが言うんだから間違いない。
appleのaの部分をもう少し頑張りましょう。
また、
「大学のときの先生が(ブランクを指しながら)[バー バー バー]と発音してたので、ボクもそう発音します」
バーバーバー?
多分、bla bla blaのことだと思う。
2、私は鳥をみる。
別の先輩の話。
先輩はこのような例文を黒板に書いてくれました。
* I look the bird.
私「???」
先輩「じゃあ、この例文を・・・」
私「あの・・・」
先輩「何?」
私「lookという動詞は、『見る』という意味で他動詞的に使えましたっけ・・・?」
先輩「(黒板を見返して)・・・?何か・・・?」
私「lookは基本的に自動詞なので、前置詞か何かを使う必要があると思うのですが・・・」
先輩「・・・???まぁいいや(授業を続ける)」
私「Ha ha ha ・・・」
逆にこちらが不安になり、
研修が終わるや否や、急いで辞書で確認しました。
うん、あんな文ない。
今思えば、あの先輩は「自動詞」「他動詞」の意味が分からなかったのかもしれない。
もう少し噛み砕いて説明するべきだったんですか・・・?
3、トムはメアリーに愛されている。
またまた、別の先輩の話。
Tom is loved by Mary.
この文自体は全く問題ありません。
先輩「じゃあ、この文なんだけど、Y君(私)動詞はどれ?」
私「lovedです」
先輩「(怪奇な表情で)isでしょ?」
私「いえ、受動態の文ではbe動詞は助動詞では・・・?」
先輩「そんなのいいから!isでしょ?」
私「はい、そうでした(はぁ・・・?)」
授業の最初に、
受動態のカタチを「be動詞+動詞の過去分詞」
と、説明してるにも関わらず・・・。
lovedは形容詞だったのでしょうか?先輩の中では。
因みに、この先輩、「母音」と「子音」がよく分かっていないようでした。
4、?英語はケンによって勉強される。
「2」の先輩が授業中にやっていた例文。
Ken studies English.
を受動態にしたかった模様。
* English is studied by Ken.
すげぇなぁ・・・。ケン。
これは、受動態にならないだろ・・・。
あえて訳をつけるなら
「英語はケンによって勉強される言語です」
とかか。
「Ken」は主語の「English」を特徴づけるのに十分な要素とは言えません。
この場合、受動態にはできません。
「ケンでさえ」とか「多くの人によって」とかなら大丈夫なんですが・・・。
こんな感じでしょうか。
アラサガシと言えばそうなってしまいますが、
先輩もこっちを「指導」を超えて「アラサガシ」してくるんだからショウガナイ。その話はまた今度にでも・・・。
私が実際に会ったことが多いので書いていませんでしたが、
私がやっていた仕事は塾の講師です。
私は英語の講師として働いていたのですが、
今日は、先輩英語講師の研修での珍プレーを紹介します。
(というか、おもしろ英文)
1、わたしはりんごが好き。
文の内容から中学一年生向けの授業だと思われます。
だから、先生と呼ばれる立場の人がこんな英文を書いてはいけません。
* I like an apple.
どう考えても、総称を表わすapplesにしなければなりません。
最初は、単なるミスかなと思ったんですが、何回も黒板を見返してるにも関わらず気付かない。
おまけにその先輩、頑張って発音するんですが、全くなっていない。私ごときが言うんだから間違いない。
appleのaの部分をもう少し頑張りましょう。
また、
「大学のときの先生が(ブランクを指しながら)[バー バー バー]と発音してたので、ボクもそう発音します」
バーバーバー?
多分、bla bla blaのことだと思う。
2、私は鳥をみる。
別の先輩の話。
先輩はこのような例文を黒板に書いてくれました。
* I look the bird.
私「???」
先輩「じゃあ、この例文を・・・」
私「あの・・・」
先輩「何?」
私「lookという動詞は、『見る』という意味で他動詞的に使えましたっけ・・・?」
先輩「(黒板を見返して)・・・?何か・・・?」
私「lookは基本的に自動詞なので、前置詞か何かを使う必要があると思うのですが・・・」
先輩「・・・???まぁいいや(授業を続ける)」
私「Ha ha ha ・・・」
逆にこちらが不安になり、
研修が終わるや否や、急いで辞書で確認しました。
うん、あんな文ない。
今思えば、あの先輩は「自動詞」「他動詞」の意味が分からなかったのかもしれない。
もう少し噛み砕いて説明するべきだったんですか・・・?
3、トムはメアリーに愛されている。
またまた、別の先輩の話。
Tom is loved by Mary.
この文自体は全く問題ありません。
先輩「じゃあ、この文なんだけど、Y君(私)動詞はどれ?」
私「lovedです」
先輩「(怪奇な表情で)isでしょ?」
私「いえ、受動態の文ではbe動詞は助動詞では・・・?」
先輩「そんなのいいから!isでしょ?」
私「はい、そうでした(はぁ・・・?)」
授業の最初に、
受動態のカタチを「be動詞+動詞の過去分詞」
と、説明してるにも関わらず・・・。
lovedは形容詞だったのでしょうか?先輩の中では。
因みに、この先輩、「母音」と「子音」がよく分かっていないようでした。
4、?英語はケンによって勉強される。
「2」の先輩が授業中にやっていた例文。
Ken studies English.
を受動態にしたかった模様。
* English is studied by Ken.
すげぇなぁ・・・。ケン。
これは、受動態にならないだろ・・・。
あえて訳をつけるなら
「英語はケンによって勉強される言語です」
とかか。
「Ken」は主語の「English」を特徴づけるのに十分な要素とは言えません。
この場合、受動態にはできません。
「ケンでさえ」とか「多くの人によって」とかなら大丈夫なんですが・・・。
こんな感じでしょうか。
アラサガシと言えばそうなってしまいますが、
先輩もこっちを「指導」を超えて「アラサガシ」してくるんだからショウガナイ。その話はまた今度にでも・・・。
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